リーグ戦3連勝をかけてアウェイFC東京戦に臨むF・マリノス。移籍後初のテルとの対戦であったり、宮市選手の出場も期待できたりして興味が尽きない一戦になりそうだ。ここでは、2023年6月3日(土)味の素スタジアムで行われるJ1第16節「FC東京vs横浜F・マリノス戦」のプレビューを記します。
目次
今季FC東京の戦いぶりは?
今シーズンこれまで5勝4分6敗・勝点19で11位と苦戦しているFC東京。
開幕戦で浦和を2-0でシャットアウト勝ちするも、2戦目の柏戦では15本ものシュートを放つがアダイウトン選手の1ゴールにとどまり1-1で引き分けてしまう。
その後は、3月は1勝1分1敗、4月は3勝1分2敗と勝ち・負け・引き分けを繰り返して波に乗り切れていない。
中でも、5月12日(金)には国立競技場に川崎を迎え、徳元選手と安部選手のゴールにより2-1でリーグ戦5シーズンぶりに勝利したものの、月間トータルでは1勝1分3敗と大きく負け越している。
FC東京は、アルベル監督の元攻撃サッカーを志向するも得点数は19点と物足りず、失点22で得失点-3と失点が得点を上回り、これまでのところ攻守のバランスに欠けている印象。
チーム内得点ランキングでは、ディエゴ オリヴェイラ選手が5得点でランキングトップ。次いで、仲川選手が4得点で2位に付け健闘している。
1試合あたりのチーム平均走行距離ランキングは、F・マリノス3位に対してFC東京は15位。1試合あたりのチーム平均スプリント回数ランキングでは、F・マリノス12位に対しFC東京6位となっている。
過去の直接対決成績は?
直近6試合対戦成績(4勝1分1敗)
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 |
2022.09.03 | FC東京vs横浜F・マリノス | 2-2 | △ |
2022.04.02 | 横浜F・マリノスvs FC東京 | 2-1 | ◯ |
2021.11.06 | 横浜F・マリノスvs FC東京 | 8-0 | ◯ |
2021.05.01 | FC東京vs横浜F・マリノス | 0-3 | ◯ |
2020.10.24 | FC東京vs横浜F・マリノス | 0-4 | ◯ |
2020.07.12 | 横浜F・マリノスvs FC東京 | 1-3 | ● |
直近6試合の直接対決では、F・マリノスが4勝1分1敗でFC東京を大きくリードしている。
2021年11月6日に日産スタジアムで行われた試合では、前田大然選手のハットトリックや小池龍太選手の2ゴールのほか、マルコス選手、水沼選手のゴール、オウンゴールにより8-0で圧勝している。
直近アウェイ6試合対戦成績(3勝1分2敗)
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 |
2022.09.03 | FC東京vs横浜F・マリノス | 2-2 | △ |
2021.05.01 | FC東京vs横浜F・マリノス | 0-3 | ◯ |
2020.10.24 | FC東京vs横浜F・マリノス | 0-4 | ◯ |
2019.06.29 | FC東京vs横浜F・マリノス | 4-2 | ● |
2018.07.22 | FC東京vs横浜F・マリノス | 5-2 | ● |
2017.06.18 | FC東京vs横浜F・マリノス | 0-1 | ◯ |
アウェイの試合にフォーカスすると、直近6試合ではF・マリノスが3勝1分2敗でわずかであるがアドバンテージを保っている。
直近2022年9月3日の試合では、岩田智輝選手、仲川輝人選手のゴールで前半に2点リードするも、後半塚川選手の2ゴールにより追いつかれて2-2で引き分けている。
テルとの対戦を楽しみながら昨年の借りを返す!
今季これまでのリーグ戦では、FC東京は負け越しているとは言え、ホームでは4勝1分1敗と大きく勝ち越している。
一方、F・マリノスは、アウェイで4勝1分3敗と勝ち越してはいるものの、ホームの5勝1分と比較すると決して良いとは言えず、昨年アウェイ東京戦を引き分けていることもあり油断はできない。
今季未だノーゴールとは言え、チームに活力を与える松木玖生選手の復帰も濃厚だ。
また、今シーズンはテルがFC東京に完全移籍して初の対戦になるため、F・マリノスにファイティングポーズを決めて戦ってくることが予想できる。チームもテルがゴールできるよう積極的に後押しするだろう。
先日のアウェイC大阪戦でレオ セアラ選手に2得点を許して涙を呑んだが、F・マリノスは移籍した選手にやられるイメージがあるのは私だけだろうか。
未だもってテルを応援する気持ちは変わらないが、この試合についてはしっかり押さえ込んで昨年の借りを返したい。出場時間帯が重なれば、宮市選手とテルとの新旧23番による左サイドでの対決も楽しみだ。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
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