先日の町田戦、試合後のスタンドからブーイングが炸裂したのも無理ありません。
何故なら、またも先制するも逆転を許して勝点3を逃したのですから。
それ以前に、選手たちに戦う姿勢が見られなかったことの方が、サポーターにとって許せな買ったに違いありません。
果たして、次の広島戦では、ピッチで躍動する選手たちを目の当たりにできるのでしょうか。
ここでは、2024年6月19日(水)にニッパツ三ツ沢球技場で行われるJ1第13節「横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島戦」プレビューを記します。
今季広島の戦いぶりは?
スキッぺ体制3年目を迎え、チームに戦い方が浸透しつつある広島。
決して運動量やボール支配率は高いとは言えませんが、効率良い攻撃が広島の持ち味と言えるでしょう。
リーグ戦始まりの10試合は、4勝6分と多くの試合が引き分けと勝ちきれない試合が続きました。
しかしながら、直近の公式戦8試合は7勝1分と大きく勝ち越していて、ルヴァンカッププライムラウンド進出を決めたほか、天皇杯3回戦に駒を進めています。
また、リーグ戦は第18節終了時点でリーグトップとなる32得点をマーク。
さらに、直近4試合は3勝1分と負けがなく順位を5位につけ、首位の広島を勝点6差で追撃中です。
チーム内得点ランキングは、大橋選手が7ゴールを挙げてトップ。
次いで、新井選手とピエロス・ソティリウ選手が5ゴールずつで2位。
中野選手3ゴールで3番目に多く、荒木選手、川村選手、加藤選手が2ゴールずつとなっています。
過去6試合の対戦成績は?
直近6試合対戦成績
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 | 得点者 |
2023.06.24 | 広島vs横浜 | 0-1 | ○ | エウベル |
2023.03.03 | 横浜vs広島 | 1-1 | △ | ロペス |
2022.07.06 | 横浜vs広島 | 3-0 | ○ | 小池裕、西村、宮市 |
2022.04.06 | 広島vs横浜 | 2-0 | ● | |
2021.09.11 | 広島vs横浜 | 1-3 | ○ | 前田、實藤、セアラ |
2021.03.07 | 横浜vs広島 | 3-3 | △ | 前田②、オナイウ |
直近6試合の直接対決では、F・マリノスが3勝2分1敗で広島に勝ち越しています。
昨季の最終試合では、広島はF・マリノス対策として4バックを採用。
F・マリノスのシュート10本に対して、倍に当たる20本を放つも決定力を欠きゴールが奪えません。
一方、F・マリノスは前半40分、エウベル選手のドリブルからのシュートが相手ゴールネットを揺らし、最終的にこれが決勝点となって0-1で勝利を収めています。
直近6試合ホーム対戦成績
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 | 得点者 |
2023.03.03 | 横浜vs広島 | 1-1 | △ | ロペス |
2022.07.06 | 横浜vs広島 | 3-0 | ○ | 小池裕、西村、宮市 |
2021.03.07 | 横浜vs広島 | 3-3 | △ | 前田②、オナイウ |
2020.08.23 | 横浜vs広島 | 3-1 | ○ | マルコス、サントス、エリキ |
2019.09.14 | 横浜vs広島 | 3-0 | ○ | 仲川、ティーラトン、エリキ |
2018.08.01 | 横浜vs広島 | 1-4 | ● | 伊藤 |
直近6試合のホームでの対決にフォーカスすると、F・マリノスは3勝2分1敗でこちらも広島に勝ち越しています。
昨季のホームの試合は次節と同じく三ツ沢球技場で行われ、G大阪から移籍したばかりの一森選手がゴールマウスを守ります。
開始早々の4分に先制されるも、19分エウベル選手のセンタリングをロペス選手が流し込み同点に。
後半75分には永戸選手がレッドカードで退場しますが、最後まで戦う意志を貫いたF・マリノスがゴールを許さず1-1で引き分けました。
F・マリノスの戦い方は?
好調広島に対し、リーグ戦2連敗と苦しんでいるF・マリノス。
嫌な流れを断ち切るためにも、この試合では絶対勝点3が必要です。
とにかく、先制するもその後同点にされたり、逆点されたりして勝利をモノにできない試合が続くF・マリノス。
ここ数試合、先制点奪取後に相手以上のギアが上がらないのは何故なのか。
後半相手が修正してくるなら、それ以上のモチベーションや運動量などで臨まなければ勝利することは難しいですね。
圧倒的にアタッキングフットボールを展開し、2点3点と得点を重ねる「強いF・マリノス」を期待しましょう。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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