両者の現状が如実に現れた内容〜【天皇杯2回戦】横浜F・マリノスvsラインメール青森FC観戦記

カップ戦

リーグ戦最下位に沈むマリノスは、JFL首位を走る青森に惨敗。カテゴリー3つした相手に手も足も出ないとは、あまりにも不甲斐ない。試合後、選手たちにブーイングの洗礼が浴びせかけられるのも無理ない。

前半の絶好期に決め切れていたら

試合を支配するマリノスに対し、自陣に押し込まれてピンチに喘いだり、大事なシーンでパスミスを発生させたりする青森。

試合の滑り出しでは、両者の格の違いがはっきり感じられていた。

しかし、32分にはウォルシュ選手のヘディングがポストを叩き、山村選手が選手が頭で合わせるも相手のGKの好セーブに阻まれるなど、明らかに試合の流れを握っているにもかかわらず、マリノスは絶好期で決め切ることができない。

そして、自らのチャンスを逃してしまうと試合の流れは自ずと相手へと傾くという、サッカーの恐ろしさを身をもって知ることに。

直後の35分には、青森のカウンターを喰らいPKを献上。

先制点を与えてしまうと、ロスタイムには再びカウンターから得点を許し、前半をまさかの2点差で折り返すと言う、格下相手になんとも情けない状況を強いられる。

後半は見る影もなし

早々に2点のリードを許したマリノスは、後半の頭から3名を入れ替えたがほぼ見る影もなし。

無駄に後ろでボールを回したり、足元へのパスばかりで攻撃にスピード感を欠いたりして、まるでリーグ戦連敗中の頃の状態に逆戻りしたかのようだ。

鹿島戦や町田戦のように、ボールを保持する以外の選手が走り出さないためパスの選択肢は自ずと限られてします。

これでは、強固な守備力でリーグ最小失点を誇る青森の牙城を崩すことなどできるはずがない。

相手は、時間とともに全員の守備意識が冴え渡り、選手の間には勝利への空気が漂い始めたのが手に取るように感じられた。

あえて、マリノスのプラス材料をあげるなら、遠野選手の頑張りくらいだろうか。

彼の「前」への意識は観る者の気分を高揚させ、ゴールへの期待をひしひしと感じさせた。

ただそれだけだ。

大丈夫?新潟戦

次は、勝利すれば「勝点6ゲット」にも相当する新潟との大切な試合が控える。

できれば、今回の試合に勝利して気持ちよく新潟へと乗り込みたかったが、カテゴリー3つ下相手に手も足も出なかったことで不安ばかりが頭をもたげる。

それにしても、JFL相手にプロのクラブがこの有様では目も当てられない。

仕方がない、大幅にメンバーを入れ替えたことにより力不足が露呈したと切り替えよう。

ああ〜、またも性懲りも無く、重すぎるハンドルを握りながら新潟へと車を走らせるつもりだ。

茂shigeru
茂shigeru

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