上島がジャーメインを止める!!〜【J1第11節】横浜F・マリノスvsジュビロ磐田戦プレビュー

F・MARINOS

こんにちは、横浜F・マリノスを応援する茂です。

前節のセレッソ戦ではあと一歩のところまで相手を追い込んだものの、自らのミスなどにより勝点3を手放し悔しい思いをしました。

次節は、ジャーメイン良選手がゴールを量産するジュビロ磐田との対戦。

5月最初の試合でもあり、気持ちよく勝利して今月も勢いに乗りたいところです。

ここでは、2024年5月3日(金)に日産スタジアムで行われるJ1第11節「横浜F・マリノスvsジュビロ磐田戦」プレビューを記します。

今季磐田の戦いぶりは?

横内体制2年目となる今季は、10節終了時点で4勝1分5敗・勝点13で12位に位置するジュビロ磐田。

町田、東京ヴェルディと並ぶ昇格組にもかかわらず、J1残留に向けて検討しているのではないでしょうか。

開幕から第5節までは1勝4敗とかなり苦しみましたが、第6節以降は3勝1分1敗と持ち直し、昨年J2リーグ2位の実力を徐々に発揮しつつあります。

中でも、FWジャーメイン良選手の活躍は著しく、第10節時点でゴールランキングトップとなる10ゴールをマーク。

特に、第2節川崎戦では4ゴールを固め獲りして存在感をアピールしました。

さらに、第6節新潟戦と第9節町田戦でも複数ゴールを挙げなどして自身の記録を更新中です。

また、今季加入した元日本代表の川島選手の存在も、磐田躍進に大きく影響を及ぼしていますね。

41歳という年齢にもかかわらず、これまでリーグ戦全てに試合にフル出場。

先日の町田戦では、ミッチェル・デューク選手のヘディングシュートを右手1本でセーブし、見事チームを救ったことが大きな話題になりました。

過去6試合の対戦成績は?

直近6試合対戦成績

日付 対戦スコア勝敗得点者
2022.10.12横浜vs磐田0-1
2022.05.29磐田vs横浜0-2仲川、レオ
2019.10.05磐田vs横浜0-2OG、仲川
2019.05.26横浜vs磐田4-0マルコス、仲川、エジガル②
2018.09.22磐田vs横浜1-2遠藤、山中
2018.05.02横浜vs磐田1-3仲川

直近6試合の直接対決では、F・マリノスが4勝2敗で磐田に大きく勝ち越しています。

特に、得点者では東京に移籍した仲川選手の存在が際立ちますね。

2019年にはホームとアウェイ両方でゴールを挙げていて、まさに「磐田キラー」とでも言うべき活躍ぶりでチームを勝利に導きました。

直近6試合ホーム対戦成績

日付 対戦スコア勝敗得点者
2022.10.12横浜vs磐田0-1
2019.05.26横浜vs磐田4-0マルコス、仲川、エジガル②
2018.05.02横浜vs磐田1-3仲川
2017.04.08横浜vs磐田2-1マルティノス、金井
2016.07.23横浜vs磐田1-1カイケ
2013.03.16横浜vs磐田2-1栗原、兵藤

ホームでの対決にフォーカスすると、F・マリノスが3勝1分2敗で磐田にわずかながら勝ち越しています。

直近2022年の試合では、降格圏に位置する磐田の固い守備を崩すことができませんでした。

さらに、前節では同じく降格の危機に晒されるG大阪にもホームで敗れていて、F・マリノスの優勝は最終節のヴィッセル戦までもつれ込むこととなります。

目の前の試合に全集中する

今のF・マリノスにとって大切なのは、とにかく目の前に試合に集中することですね。

ACLを戦っていることもあり、過密日程による選手の疲労度はかなりのはず。

今年のように力が拮抗するシーズンでは、疲れにより集中力を切らすことは試合に敗れることを意味します。

とりわけ、今季の磐田は決定力に優れていて、シュート決定率は1位のFC東京(14.9%)に続き2位(12.3%)で決して侮ることはできません。

ちなみに、我がF・マリノスは決定率9位(10.3%)と大きく水を空けられています。

【公式】Jリーグの成績・データ:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
過去の結果一覧、ハットトリック、記念ゴールの一覧などをご覧いただけます。

先日、町田戦後の黒田監督のコメントにあったように、いくらシュートを打ってもゴール前の精度が優れなければゴールを奪うことはできません。

試合当日は、支配率で勝るF・マリノスが、いかに磐田の固い守備を崩し切って得点できるかが勝利の鍵になりそう。

今季のF・マリノスは、ロペス選手がゴールした試合は全て勝利しています。

逆に、ロペス選手がゴールできない試合はいずれも引き分けだったり、敗戦したりして勝点3を獲得できていません。

単なるクロスではゴールが生まれないことは、前節の磐田と町田との対戦でハッキリしており、いかに良い形でロペス選手にボールが供給できるかが重要です。

一方、磐田にとってジャーメイン選手がゴールした試合は3勝1分1敗で、こちらもエースのゴールが勝利の行方を左右しています。

F・マリノスが得点を許さないためには、ジャーメイン選手を止めることは必須であり、今年最も飛躍した上島選手の力が試されそうです。

彼の実力を持ってすればそのことは十分可能でしょう。

喜田選手と渡辺選手が復帰

ヨコハマエクスプレスの記事によると、喜田選手と渡辺選手がフルメニューを消化したとのことで、早ければ次節での復帰が期待できます。

同じポジションでは榊原選手や植中選手らが台頭してきて、ポジション争いは熾烈を極めていています。

喜田選手とてレギュラーを約束されてはいません。

いずれにしても、選手層に厚みが増すことは過密日程を乗り切る上で欠かせず、キューウェルサッカーの浸透とともにさらに「強いF・マリノス」が加速をつけて実現しそうです。

茂shigeru
茂shigeru

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