もし負けていたらと考えたら身の毛がよだつ。残留の可能性は限りなく低くなり、ロペス選手を気持ちよく送り出せなかったからね。
とにかく、勝利できたのがすべて。しかも、初めてのアウェイでの勝利だから、J1残留への大きな足掛かりとなる。
耐えて獲った勝点3

試合前のアクシデントにより、スタジアム外で長時間待機させられたのには本当に参った。
もしかしたら、キックオフには間に合わないのかと気を揉んだが、なんとか滑り込みで指定した席へとたどり着く。
ただ、チケット完売にもかかわらず周辺は空席が目立っていたことから、まだ多くの方が列に並ばされていると思うと気の毒で仕方ない。
せめて、マリノスが得点するまでには間に合って欲しいと願うばかりだ。
ご存知の通り、後半のロペス選手による虎の子の1点を守り切り、マリノスが今回の横浜ダービーを制した。

前半、相手は風上にエンドを取ったことで、盛んにロングボールを蹴り込んではマリノス陣地へと一気に進出。
何本ものペナルティーキックや、コーナーキックを取得してチャンスを得たり、櫻川選手の頭目掛けてアーリークロス蹴り込んだりと、「飛び道具的」な攻撃に終始する。
それでも、マリノスのディフェンス陣が相手よりも先んじていたため、再三にわたって迫り来るボールを跳ね返していた。
それにしても、なぜ喜田キャプテンはあえて風下のエンドを選んだのだろう。
まあ、結果的には勝利できたから良しとしよう。
後半になると、選手間の距離感が良くなったことでボールが回り出し、加藤選手とロペス選手のコンビネーションから、最後は渡辺選手がゴール前に飛び出してきてPKを獲得。
キッカーは、名手ロペス選手だから安心して見ていられる。
そして、いつも通り落ち着いて決め、まさに最後に相応しい置き土産を我々にプレゼントしてくれた。
今後の選手生活に幸あれ
2年連続得点王。さらに、加入した21年にはチームのリーグ優勝に貢献。
ロペス選手は、マリノスに大きな爪痕を残した。
ところが、今期は前節まで1ゴールのみと苦しみ、サポーターの一部からは批判されることも少なくなかった。
しかしながら、数々の美味しいオファーを蹴ってでもマリノスに身を捧げ続けたことで、彼のマリノス愛は半端なものではなかったと確信する。
ゴールという形で見返して欲しかったが、チーム全体が沈んでいたこともあってかなかなか結果には結びつけられなかったね。
それでも、最後の最後で、あまりにも大きな置き土産を残してくれたことは、彼がこのクラブを去った後もずっと忘れることはないだろう。
今後の選手生活に大いなる幸あれと祈る。
残留へ大きな足掛かり
横浜決戦を制したことで、J1残留への大きな足掛かりができた。
それでも、未だマリノスは最下位であることは変わりなく、残留圏には5ポイント差離れていることから、今後は連勝必須だ。
ロペス選手はチームを去る一方、試合後にはいわきFCから谷村選手を獲得したとが明らかに。
さらには、今節ジャン選手が控えに名を連ね、キニョーネス選手の復帰が間近なようだ。
また、新たな選手獲得への噂もあり徐々にメンバーは揃いつつある。
とにかく、やるしかない。
ロペス選手のため、遠野選手のため、サポーターのため、クラブのため、そしてクラブにかかわるすべての人のために、マリノスはJ1でプレーしなければならない。
さあ、まずは次の名古屋戦にフォーカスしていこう。

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