悔しい結果に終わった北海道コンサドーレ札幌戦。相手の執拗なマンツーマンディフェンスを剥がすことができず、F・マリノスは0-2の完敗です。ここでは、2023年3月12日(日)に札幌ドームで開催された「北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノス戦」について記します。
目次
F・マリノスのスタメン
3月8日(水)のルヴァンカップ第1節から、中3日でおこなわれたこの試合。
GKには3試合連続先発となる一森選手。注目の左SBには、出場停止の永戸選手に代わり小池裕太選手が今シーズン初のスタメンに。
右SBには、先日のルヴァンカップにCBとして先発出場し、後半から右SBにポジションチェンジした上嶋選手が。
CBには、今季絶好調の角田選手と畠中選手の鉄壁コンビ。同じく鉄壁コンビの喜田選手と渡辺選手がいつものダブルボランチの位置に。
トップ下には、ルヴァンカップでは出場機会のなかった西村選手。
スリートップは、左からエウベル選手、アンデルソン ロペス選手、井上選手はリーグ戦2試合連続スタメン起用となりました。
【前半】コンサドーレに先制点を奪われる
F・マリノスは支配率で大きくコンサドーレを上回るものの、キックオフ直後からのコンサドーレの強力マンツーマンディフェンスに苦慮。
多くの時間自陣内に押し込まれてしまい、なかなか相手ゴール前まで攻め込めない展開に。すると、警戒していた先制点をコンサドーレに与えてしまいます。
前半8分 コンサドーレGoal
その後も、高いボール支配率で攻勢を強めようとするF・マリノスに対し、マンツーマンディフェンスで守りカウンターを仕掛けようとするコンサドーレの一進一退の展開に。
しかし、お互いにスコアを動かせずに、コンサドーレリードのまま1-0で前半を折り返します。
【後半】試合の流れを変えられず…
後半も思うような試合展開に持ち込めないF・マリノスが、流れを変えようとコンサドーレに先立ち選手交代に踏み切ります。
63分 選手交代
西村選手→マルコス ジュニオール選手、エウベル選手→水沼宏太選手
69分 選手交代
井上選手→ヤン マテウス選手、喜田選手→藤田選手
77分 コンサドーレGoal
しかし、嫌な流れを変えられないF・マリノスは、77分、コンサドーレに痛恨の追加点を与えてしまいます。
試合はそのまま終了となり、F・マリノスは2-0で今季初黒星。残念ながら、横浜に勝点3を持ち帰ることができませんでした。
敗戦を糧にして次に向かう
一言で言えば、コンサドーレのマンツーマンディフェンスが際立った試合でした。
F・マリノスはパスを受けようとするとすかさず相手に詰められてしまい、なかなか前を向いてプレーできませんでした。
そしてボールを奪われると、カウンターでF・マリノスディフェンスの裏側にある広大なスペースにボールを運ばれ幾度もピンチを迎えます。
後半しばらくすると、コンサドーレの足が止まり出し、F・マリノスが本来のサッカーを取り戻す場面も。
しかし、自分たちの時間になりかけてもゴールまで結びつけることができず、自らのミスにより追加点を与えてしまいます。
確かに良い結果が得られないと、思わず監督の采配や選手のプレーに一言物申したくなるもの。熱くチームの勝利を願うサポーターならある意味仕方ない行いではあります。
私自身も言いたいことはたくさんあります。
とは言え、これまで強い一体感で結ばれてきたチームとサポーターの気持ちがバラバラになってしまうことはとても残念なこと。
次節はアントラーズとの大事な戦いが控えます。永戸選手が帰ってきたり、宮市選手のベンチ入りや、小池龍太選手の間も無くの復帰も期待できたりします。
最も避けなければならないのはチームの連敗。今回の敗戦を糧として、強いF・マリノスがアントラーズに勝利するよう、まずは前を向いてしっかりサポートすることが大切ですね。
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