こんにちは、横浜F・マリノスを愛する茂です。
毎日の寒暖差の激しさに、体調を崩す方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
特に、ゴール裏で声を上げてサポートされた皆様大変お疲れ様です。
一方、選手たちも自らのコンディション管理に苦労させられているのではないでしょうか。
まずは、やってくれましたね、初のベスト8進出。
歴史を塗り替える瞬間に立ち会えた喜びとともに、まだ楽しみが続いていくことにサポーター冥利を感じます。
F・マリノスのスタメン
出場停止の松原選手に代わり、渡邉泰基選手が左SBでF・マリノスデビュー。
F・マリノス移籍直前までは新潟でCBとして活躍していましたが、以前左SBとしてチームを牽引した経験を活かす機会に恵まれましたね。
第1戦で右SBを務めた加藤蓮選手は右SBに入り、そのほかは第1戦のメンバーがそのまま先発起用となりました。
サブメンバーには、永戸選手が2023年10月25日のACLカヤイロイロ戦以来のメンバー入り。
当初は全治5ヶ月見込みのため3月末ごろの復帰と思われていましたが、見事シーズン開幕に間に合わせてきました。
頼もしい漢の復帰に胸をワクワクさせたサポーターも多くいたのではないでしょうか。
【前半】新戦力が活躍
第1戦でF・マリノスの新システムの弱点を突いてきたバンコクでしたが、あえて第2戦はリスクを負う戦い方はしませんでしたね。
終始自陣に引くことが多く、F・マリノスに得点を与えない守備的な戦いに徹していました。
一方、F・マリノスは、エウベル選手やヤン選手がサイドから切り込み何度もチャンスを演出。
インサイドハーフに入った渡辺皓太選手が、新システムの利点を存分に活かして積極的に攻撃参加するも、相手の固い守備に阻まれゴールを割ることができません。
その中でも、渡邉泰基選手は前線に効果的なパスを出したり、積極的に攻撃参加したりして初のメンバー入りとは思えない良いパフォーマンスを見せていました。
また、この日、右SBに入った加藤蓮選手も途中FKを獲得するなど、縦横無尽にピッチを駆け回る姿が目を引きました。
このような新戦力の活躍は、チームに計り知れない力を与えてれくれます。
既存のメンバーにとっても競争意欲が掻き立てられ、チーム力底上げに大きく貢献するのは間違いありません。
今後、F・マリノスがさらに強くなる予感を感じずにはいられません。
【後半】交代選手が流れを変える
後半15分、ナム選手に代わり天野選手がピッチイン。
彼がピッチ全体を見ながらあらゆるところに顔を出すようになると、それぞれ選手の動きがスムーズになるのが手に取るように感じられました。
まさに、彼は「潤滑油」の役割を果たしていましたね。
中盤のシステムを逆三角形から正三角形に変化させたのも功を奏したのかもしれません。
流れに応じた臨機応変な対応は、相手チームに混乱を生じさせるきっかけになります。
同じく、エウベル選手に代わった宮市選手も、第1戦の悔しさを晴らすかのようの積極的にサイドを駆け上がっていました。
すると、前半はガチガチのマークで思うようにプレーできなかったロペス選手に、徐々にボールが集まり出します。
さらに、後半37分に永戸選手が渡邉選手に代わりピッチインすると、試合の流れはさらにF・マリノスへと傾きます。
相手が嫌がる場所にドリブルを仕掛けたり、パスを供給したりなど、永戸選手の一つひとつのプレーの質の高さは目を見張るものがありました。
【延長】村上選手の果敢な上がり
昨年途中から右SBとして起用されて以来、FWらしい前線へのアタックが魅力な村上選手。
キクマリで「今年は二桁ゴール獲りたい」と抱負を述べていた通り、積極的プレーが功を奏して千金に値するPKを獲得します。
そのPKをロペス選手がプレッシャーを物ともせず落ち着いて決めて、F・マリノスに待望の先取点。
試合はそのまま終了となり、F・マリノスが1対0でバンコクを振り切りクラブ史上初のACLラウンド8に駒を進めました。
リーグ戦に弾みつく勝利
長い試合でした。
「これほどまでにボールを保持し、多くのチャンスを迎えたにもかかわらずPK合戦で敗れたらどうしよう」などと、内心不安に駆られていたのは私だけではないはず。
それでも、最後の最後で勝利の女神がF・マリノスに微笑んでくれたことを心から感謝したいと思います。
それぞれの選手たちによる全力プレーのおかげですね。
次は中3日でヴェルディーとのリーグ開幕戦が控えます。
できれば、このACL第2戦を終始圧倒して早めに選手を温存したかったのですが、そう簡単にはいきませんでした。
特に、エドゥアルド選手、上島選手、喜田選手、ロペス選手は120分プレー。
さらに、ヤン選手もほぼフル出場しているので、次の試合に疲れを持ち越さないのかが心配です。
果たして、キューウェル監督はどのような采配を見せてくれるのでしょうか。
ACLとともに、まだまだ我々サポーターの楽しみは続きます。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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