とにかく勝利を!〜【J1第23節】横浜FCvs横浜F・マリノス戦プレビュー

リーグ戦

生き残りを賭けた「負けられない一戦」が迫る。特に、今期はお互いJ1残留がかかっているだけに、この言葉がやたら当てはまる。

アウェイで勝利なし

リーグ戦におけるこれまでの両者の戦いを紐解くと、マリノスが4勝2分3敗でわずかながら横浜FCに勝ち越している。

ところが、アウェイでは1分3敗で勝利はなく、不思議と結果が伴わない。

おいおい、敵地とは言え、我々にとっての三ツ沢球技場は「第二のホーム」であり、かけがえのない「聖地」だぞ。

何故にしていつもとは反対側に陣取っただけで、これほどまで「他人行儀」になってしまうのかい。

敗れた試合のシュート数に限って見ると、2007年はFCの5本に対してマリノス16本と圧倒。

2020年には、11本に対して23本と倍以上のシュートを放っている。

さらに、2023年10本に対して13本とこちらもFCを上回る。

「他人行儀」どころか伸び伸び戦っているじゃないか、でも得点に結びつけられない。

対戦一覧[対戦成績] 横浜FC vs 横浜F・マリノス
クラブユース、高校・大学サッカーからJリーグ、アジア・欧州チャンピオンズリーグ、アジア杯、EURO、ワールドカップまで網羅した出場記録データベース。各大会の試合結果やランキングを、選手、チーム、監督、審判などの切り口からまとめています

伝統ある三ツ沢球技場

横浜FCにとって、三ツ沢球技場はホームであることに間違いない。

一方、かつてはマリノスにとってのメイングラウンドであり、さらにさかのぼれば、今はなき横浜フリューゲルスにとってのホームでもあった。

その当時はお互いがしのぎを削りあい、三ツ沢におけるダービーといえば、常に殺気だった雰囲気が辺りを立ち込めていた。

すなわち、そこで勝利できれば、「年間優勝を獲得したに等しい喜びを享受することができた」と言っても過言ではない。

そんな過去の歴史やサポーターの想いが脈々と受け継がれ、今では横浜FCが三ツ沢をホームとして支配する。

だからこそ、我々にとってそうであるように、彼らにとっても三ツ沢は特別な場所であり、ここでマリノスに勝利を譲るなど「もってのほか」と考える。

その目に見えない圧力がFCの選手たちを後押しし、マリノスの選手たちを苦しめるのだ。

気持ちで圧倒しろ

ならば、理屈などいらない、常に気持ちで相手を圧倒することが、マリノスにとって勝利への鍵となる。

ましてや、今度の対戦はお互いにとってJ1残留がかかる大一番である。

なりふり構ってなどいられない。

とかく、プロスポーツに「気持ち」を持ち込むのは違和感があるが、この両者の対戦においてばかりは、過去の内容や結果を見る限りこの言葉が当てはまりそうだ。

おそらく、相手は鉄壁の守りを敷いてマリノスの攻撃を封じ込めようとするだろう。

そんな相手には、とにかく気持ちで上回り、一歩でも先を走り抜け、自由を奪い勝利を手繰り寄せたい。

舐めてかかれば必ず足元すくわれる。

大袈裟でもなんでもなく、次節こそは皆で「歴史を変える一戦」にしよう。

茂shigeru
茂shigeru

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宮市亮「この街にシャーレを!」
「絶望的な敗戦」2025.2.25 J1第15節「横浜F・マリノスvsFC東京」

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