3名の新加入選手が発表され、いよいよJ1残留に向けた体制が整いつつある。とは言え、ヤン選手の移籍が噂される中、夏の移籍期間は始まったばかりであり、以前我々は動向から目が離すことができない。
目次
新加入の3名
短期間で3名の攻撃陣を獲得。まずは、それぞれの選手をおさらいしておこう。
FW 谷村 海那(27歳 いわきFC)
2020年に国士舘大学を卒業後はJFL時代のいわきFCに加入し、その後は同クラブ一筋の点取り屋として活躍してきた。
クラブがJ3→J2とカテゴリーを上げるとともに、自身の得点数も徐々にアップ。
2024年には、38試合に出場して18ゴールをマークしてJ2ベストイレブンに輝く。
さらに、今期は、22試合8ゴールとコンスタントに得点を重ね、当の本人はJ1個人昇格を果たしているのだから、その実力は申し分ないだろう。
J1の当たりの強さを克服できれば、ロペス選手の穴を埋めることは十分可能だ。
FW ユーリ アラウージョ(29歳 ブラジル)
ポルトガルのクラブを渡り歩き、主に所属したアカデミコ・デ・ヴィゼウFCでは、通算215試合に出場して24ゴール16アシストを記録したとのこと。
体付きは、以前マリノスに所属のマテウス カストロ選手を彷彿とさせ、プレーぶりを見るとかなりの破壊力を感じる。
的確なクロスが上げられれば、谷村選手やデイビッド選手らのアシストにも大きく貢献しそうだ。
右ウイングを主戦場とすることから、ヤン選手移籍を見越して補強したね。
報道によると、ヤン選手は鹿島との話し合いが破談に終わったとのことだから、もし二人ともマリノスに籍を置くなら、ある意味先発争いが見もの。

FW ディーン デイビッド(29歳 イスラエル)
2021年7月にマッカビ・ハイファFCに加入以後、公式戦通算184試合に出場して76ゴール15アシストをマーク。
さらには、イスラエル代表としても活躍し、通算9試合出場で1ゴールを記録していて実力も折り紙付きだ。
映像を見る限りでは、中々のテクニシャンだね。
ボールタッチは柔らかく、ペナルティエリア内での相手との駆け引きにも優れている。
184cmの高い身長も魅力的で、マリノスにおいて肝となるセットプレーでも威力を発揮するに違いない。

まだ補強はある?
夏の移籍期間は始まったばかり。
今後、先述したヤン選手をはじめとする、他の選手たちへ新たな食指が伸びることを考えると、決して安閑とはしていられない。
個人的には、以前両サイドバックは物足らなく感じ、特に永戸選手が抜けた左サイドバックは補強急務と考える。
現在は鈴木冬一選手と、両サイドをこなせる加藤蓮選手、センターバックを兼ねる渡邊泰基選手らが務めることが多いが、できるなら永戸選手に匹敵するテクニシャンが欲しい。
エウベル選手が復活したことを考慮すると、彼と相性が良い選手が加われば得点パターンは大きく広がるだろう。

大島監督うれしい悲鳴
アタッキングフットボール回帰を目指す大島監督にとって、今回の攻撃陣の補強によりうれしい悲鳴をあげているに違いない。
逆を言えば、必ず結果を求められるということだから、彼にかかるプレッシャーは半端ないだろう。
「いかに新戦力らを使いこなすのか」、そのことに注目するとともに、我々もできる限りスタジアムに足を運びアシストしたい。
とにかく、横浜F・マリノスにはJ2は似合わない。
J1で優勝争いすることが、我がクラブに与えられ続けられた当面の使命だ。
大島監督の手腕に期待しよう。

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