関東学院大学の村上悠緋をご存知ですか。所属するサッカー部での活躍が認められ、2023年シーズンよりマリノス加入が内定したサポーター期待のストライカーです。小学生からサッカーを始めて、途中様々な困難を乗り越え、ついに念願のプロサッカー選手の夢を果たしました。ここでは、これまでの村上悠緋の活躍ぶりなどについて紹介していきます。
函館中学校から北海道室蘭大谷高校へ
村上悠緋(ゆうひ)は、2000年12月19日に北海道函館市に生まれました。
3歳年上の兄の影響で小学1年生からサッカーを始め、北海道屈指の強豪・北海道室蘭大谷高校に進学。北海道室蘭大谷高校時代には2年生から背番号「10」を背負い、全国高校サッカー選手権大会に臨む。
しかし、2年生では準々決勝、3年生では決勝にそれぞれ駒を進めたが、いずれも旭川実業高校に敗れて全国大会出場を逃すという苦い経験を味わうことに。
2018年 関東学院大学入学
2018年、村上は神奈川県横浜市金沢区にある関東学院大学に入学。サッカー部は関東大学リーグ2部に所属している。
村上が関東学院大学を選んだ大きな理由の一つに、横浜F・マリノスとの提携が挙げられる。
実は、2006年にマリノスと関東学院大学は提携関係を結び、マリノスからサッカー部への指導者派遣を柱とした取り組みをおこなっている。
さらに、サッカー部がマリノストップチームの練習に参加したり、トップチームとの練習試合をおこなったり、その活動は多岐に渡っていた。
かつてマリノスで活躍し、現在ベガルタ仙台に所属する富樫敬真も関東学院大学出身のストライカーですね。
2021年5月、若手が多く参加するJエリートリーグの浦和レッズ戦で村上はハットトリック達成。また、2022年8月、YBCルヴァンカップの対サンフレチェ広島戦では、マリノスの選手としての途中出場を記録した。
ルヴァンカップ敗退となる苦しい試合での出場となりましたが、臆することなく最後まで必死に戦いました。
一方、大学1年生の時には、中々結果が出せずに悔しい思いをすることが多くあったが、その悔しさをバネに熱心に練習に打ち込む。
そして、その努力の甲斐あり、2020年には関東大学リーグ2部得点王とベストイレブンを獲得した。
2023年シーズン横浜F・マリノス加入内定発表
村上が大学3年生の2021年7月、横浜F・マリノス加入内定が発表される。
ターゲットマンとしての決定力の強化はもちろん、前線での幅広い動きやハイプレスに耐えられるようフィジカル強化に努める。
そして、プロの世界でも通用するようなスケールの大きいストライカーへと村上は成長していった。
しかし、2022年3月、練習中芝に左足を取られて腓骨骨折という大怪我を負ってします。その時に積極的に村上を声をかけたマリノスの宮市亮や、喜田拓也の励ましの言葉が今の村上の支えとなっている。
中でも、再三の大怪我にもかかわらず、何度も復活を遂げている宮市の言葉は、挫けそうになる村上を支え続けた。
村上の目標はJリーグ得点王
当面の村上の目標は、関東大学リーグ得点王と関東学院大学サッカー部を1部昇格させること。そして、マリノス加入後には1日でも早くピッチに立ち、ゴールを量産してJリーグ得点王になること。
さらにその先には、日の丸を背負い「W杯得点王」までも見据えている。村上のストライカーとしての熱い想いは決して揺るぐことがない。
もう一人の2023年横浜F・マリノス加入内定選手「木村卓人」についてはこちらをご覧ください
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