2022年10月8日（土）、Jリーグ第32戦「横浜F・マリノスvsG大阪戦」がホーム日産スタジアムで開催されました。残念ながらマリノスはガンバに0-2で敗れたため、ひとまず今節の優勝はお預けとなりました。ここでは、このことをいつまでも記憶に留めておくため、今節の試合内容を記録いたします。
スターティングメンバー
結果次第で今節にもシーズン優勝が決定する大事な一戦。
スタメンは、前節アウェイで見事勝利したグランパス戦と全く同じメンバーで構成。サブについても、前試合と同じメンバーがベンチ入りした。
まさに、グランパス戦勝利勢いのまま今節に臨み、再びガンバに勝利しようとするマスカット監督の意図が見て取れる。
一方ガンバは、前節からはFWのレンドロ・ペレイラに替わりパトリック、食野に替り小野瀬が右ウイングに入った。
【前半】早々に失点してしまい相手ペースで試合が進む
今節、元々ガンバは守備的に戦うことが予想されたが、先取点が取れたことでこれを守り切ろうとさらに守備的に戦うこととなる。
それにより、ゴール付近は相手選手で埋め尽くされスペースが与えられず、マリノスは持ち前のスピード感を持って相手ゴールに攻め入ることができない。
再三のCKやクロスは、ことごとく相手ディフェンダーに跳ね返され、グランダーによるクロスも味方選手には通らず。
それでも、ボールを保持し何本ものシュートを相手ゴールに浴びせ続けるが、相手のファインセーブなどによりゴールが奪えないまま時間が過ぎた。
【前半1分】水沼宏太 シュート
右からのCKの流れで水沼がシュートするもGK東口の真正面に。
【前半8分】ガンバ・ファンアラーノ ゴール〈横浜F・マリノス 0-1 G大阪〉
右からのCKをダワンが折り返し、頭で合わせたファン・アラーノがヘディングでゴール。
【前半22分】エウベル シュート
マルコスのクロスにエウベルがシュートを試みるも、バウンドが合わずボールは枠の上に。
【前半38分】水沼宏太 シュート
前節の得点シーンを彷彿とさせる永戸の左からの折り返しに水沼がダイレクトでシュート。しかし、相手ディフェンダーのスライディングに阻まれゴールならず。
前半の失点シーン。
オフサイドトリップを仕掛けようとしたのか、マリノスが相手マークを外してしまい3人をフリーにさせてしまいました。
これではセットプレーでのゴールは防げません。
今後もセットプレーには十分気をつける必要がありそうです。
【後半】最後まで固いガンバのゴールを奪えず
後半からの選手交代は無し。
なんとか早い時間に1点をもぎ取り、相手が浮き足立つのを狙って2点、3点と追加点を重ねていきたいところだったが…。
【後半19分】選手交代 喜田拓也→藤田譲瑠チマ、マルコス・ジュニオール→西村拓真、エウベル→仲川輝人
マスカット監督、3人交代により流れを変えようと試みる。
【後半31分】選手交代 小池龍太→角田涼太朗、渡辺皓太→レオ・セアラ
小池に替わり前節と同じく角田が右SB、渡辺をレオに変えてより攻撃的な布陣を敷く。
【後半32分】ガンバ・ファンアラーノ シュート
右からのクロスにダイレクトで合わせシュート。高丘がなんとかゴールの外に掻き出す。
【後半34分】ガンバ・パトリック ゴール〈横浜F・マリノス 0-2 G大阪〉
右CKからの流れからパトリックが喜田をブロックしながら胸トラップしてシュート、0-2に。
【後半41分】藤田譲瑠チマ、永戸勝也、西村拓真 シュート
ペナルティーエリア前からの藤田のシュートがポストに阻まれるも、立て続けに永戸、西村がシュートを放つ。
しかし、藤田がシュートを打った時点で永戸がオフサイドポジションにいたため、西村のシュートがネットを揺らしたがノーゴールの判定。
【後半44分】岩田智輝 シュート
狙いすましたように岩田がミドルシュートを放つが、東口に横っ飛びで手で弾かれ惜しくもゴールならず。
試合終了の瞬間まで、ガンバの先制点が重くのしかかった試合でした。
マリノスはボールは持って攻め込もうとするが、絶対に負けられないガンバの固い守備に阻まれ続け、最後のホイッスルまでゴールネットを揺らすことができませんでした。
次のジュビロ戦に向けて気持ち切り替えろ！
今節ガンバに敗戦したことで、今シーズンの優勝は次節以降に持ち越されました。
しかし、次節ジュビロ戦に勝利し、フロンターレがサンガに引き分け以下ならマリノスが優勝する状況は変わりません。
とは言え、次のジュビロも今節ガンバと同じく、相当の覚悟を持って試合に臨んでくるに違いないため決して侮ることはできません。
今節の敗戦を無駄にすることなく、気持ち切り替え次節勝利できるよう、サポーター一丸となってマリノスをサポートしましょう。
試合には負けましたが、ひとつおめでたい話。
永戸がガンバ戦に出場してJ1リーグ150試合出場を果たしました。
我がマリノスでこのような大記録を達成してくれたことを大変誇りに思います。
これからも正確な左足と積極的なオーバーラップで、マリノス勝利に貢献してくれることを願っています。
この試合のプレビューはこちらをご覧ください。
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最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
次回もお付き合い頂ければ幸いです。
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