2022年9月10日(土)、ホーム日産スタジアムに17,631人の観客を動員して「Jリーグ第29節・アビスパ福岡戦」がおこなわれ、試合は前半14分、A・ロペスのゴールで我が横浜Fマリノスが1-0で勝利。前回アウェイ戦で敗戦した雪辱を晴らした。今回は、この福岡戦を記憶に留めおくため観戦記を書き残します。
【前半】見事な崩しでマリノス先制!一方西村の退場も
荒天の中おこなわれたホーム湘南戦から、中2日で開催された今回の福岡戦。
スタメンには、左サイドの永戸に替わり松原が右サイドで先発。
一方、左サイドには前回右サイドで先発した小池龍太が入る。
また、ダブルボランチの一角には藤田に替わり喜田が先発。
前回からの入れ替わりは2名だけにとどまり対福岡戦に臨む。
なお、前回同様、岩田はツーストッパーの右側をつとめる。
前半14分の先制ゴールは、福岡の硬いディフェンスを見事なパス回しで中央から切り裂いた、マリノスらしい見事なゴールだった。しかし、その後も幾度かチャンスを迎えるが追加点ならず。
一方の福岡のチャンスシーンといえば、前半7分のファンマが高丘と1対1になった場面と、前半45分に同じくファンマが放つボレーが、高丘のセーブにより防がれた場面の2つほどだった。
ただし、マリノスにとって痛い出来事が発生。相手ディフェンダーの悪質とも取れるファールで、前半24分に西村が負傷退場。
実は、それより前の時間帯において、既にディフェンダーによるアタックで西村は負傷していたとのこと。
それにもかかわらず、チームメートには迷惑かけたくないと、西村は痛みをこらえながら必死でプレーを続行した。
怪我の具合はまだ不明だが、サポーターとしてはできる限り軽い怪我であることを祈るしかできない。
そして、西村に替わりトップ下にはボランチの渡辺が、空いたボランチの位置には急遽藤田が入る形となった。
【後半】追加点こそ奪えなかったものの見事なクリーンシート!
後半の選手交代は、68分エウベル→ヤン・マテウス、水沼→仲川。
82分松原→角田、A・ロペス→レオ・セアラ。角田は左サイドに入り、右サイドの小池龍太が右サイドに回る。
前半、西村に替わりトップ下をつとめた渡辺であったが、替わった当初は戸惑いもあったためかボランチの延長上のプレイにとどまり、攻撃の推進役とはなれなかった印象。
しかし、後半になり攻撃への意識が高まった様子で、相手ゴール前へと積極的に走り込んでいくシーンなども見られ、得点こそ奪えなかったものの喜田や藤田の攻撃参加もあり見事西村の代役をこなした。
アウェイ福岡戦のリベンジを果たし2連勝!
西村の負傷交代といったアクシデントがあったり、後半に追加点こそ奪えなかったりしたものの、前半のA・ロペスのゴールを守り切り見事1-0で相手福岡を振り切った。
やはり、退場してしまって感じたのは西村の存在感。ピッチを縦横無尽に駆け巡る西村の動きは、アシストのシーンも然り、マリノスの攻撃をグングン相手ゴール前へと押し上げてチームに活力を与え続けた。
果たして怪我の具合が分からないが、中3日の京都戦へマリノスはどの様な布陣で臨むのだろうか。そして、この試合ベンチ外だったマルコスの動向も気になるところ。
川崎がマリノスの後をピッタリ追うこの状況下において、マリノスにとって優勝するためには一戦も落とせない試合がこれからも続く。
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