2022年10月12日(水)、Jリーグ第27節「横浜F・マリノスvsジュビロ磐田戦」がホーム日産スタジアムで開催されます。10月8日の試合では、G大阪相手にリーグ優勝の可能性がありましたが、残念ながら0-2で敗戦。マリノスの優勝は次のジュビロ磐田戦に持ち越されました。ここでは、独断と偏見ではありますが、過去の試合データなどを参照しながらジュビロ戦の試合展開を予想します。
リーグ戦直近5試合の勝敗は?
まずは、マリノス・ジュビロ両チームの直近5試合の勝敗から見ていきましょう。
横浜F・マリノス
日付 | 対戦 | スコア | 結果 |
2022.10.08 | 横浜F・マリノスvsガンバ大阪 | 0-2 | ● |
2022.10.04 | 名古屋グランパスvs横浜F・マリノス | 0-4 | ○ |
2022.09.18 | 横浜F・マリノスvsコンサドーレ札幌 | 0-0 | △ |
2022.09.14 | 京都サンガF.C.vs横浜F・マリノス | 1-2 | ○ |
2022.09.10 | 横浜F・マリノスvsアビスパ福岡 | 1-0 | ○ |
3勝1分1敗、得点7・失点3・得失点+4で、マリノス持ち前の攻撃力と固い守備力により攻守のバランスが抜群に取れています。
中でも、アウェイグランパス戦では、常に試合の主導権を握り相手を圧倒。マリノスらしいアグレッシブな攻撃でグランパスから大量4点をもぎ取り、クリーンシートで勝利しました。
しかし、次のホームG大阪戦では採算シュートを放つものの、固く閉ざされたガンバゴールを割ることができず0-2で敗戦。今年度負け知らずのホームで初めて土が付く形となりました。
ジュビロ磐田
日付 | 対戦 | スコア | 結果 |
2022.10.08 | ジュビロ磐田vs鹿島アントラーズ | 3-3 | △ |
2022.09.17 | ジュビロ磐田vsC大阪 | 2-2 | △ |
2022.09.11 | コンサドーレ札幌vsジュビロ磐田 | 4-0 | ● |
2022.09.03 | ジュビロ磐田vs柏レイソル | 2-2 | △ |
2022.08.19 | 名古屋グランパスvsジュビロ磐田 | 1-0 | ● |
0勝3分2敗、得点7・失点12・得失点-5で、ジュビロはここ5試合ではマリノスと同じ7得点を挙げているものの失点は12と多く、攻撃と守備のアンバランスさは否めません。
特に9月11日のコンサドーレ札幌戦では、前半10分、21分と立て続けにゴールを奪われ、序盤にしてあらかじめ想定していた試合プランが崩れてしまった様子。
そんな苦しい状況にもかかわらず、追い討ちをかけられるように後半には退場者が出てしまい、さらに失点を重ねて0-4で敗れました。
ただし、直近2試合は、アントラーズ、セレッソといった上位相手に堂々とした戦いぶりを展開。それぞれ引き分けはしたものの、多くの点を取って相手を苦しめました。
最近10試合のリーグ戦直接対決は?
日付 | 対戦 | スコア | 結果 |
2022.05.07 | ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス | 0-2 | ○ |
2019.10.05 | ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス | 0-2 | ○ |
2019.05.26 | 横浜F・マリノスvsジュビロ磐田 | 4-0 | ○ |
2018.9.22 | ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス | 1-2 | ○ |
2018.05.02 | 横浜F・マリノスvsジュビロ磐田 | 1-3 | ● |
2017.10.29 | ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス | 2-1 | ● |
2017.04.08 | 横浜F・マリノスvsジュビロ磐田 | 2-1 | ○ |
2016.07.23 | 横浜F・マリノスvsジュビロ磐田 | 1-1 | △ |
2016.04.16 | ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス | 1-5 | ○ |
2013.11.23 | ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス | 0-1 | ○ |
最近の10試合では、7勝2分2敗でマリノスがジュビロを圧倒しています。得失点についても、得点21・失点9・得失点+12でマリノス絶対優位です。
今年度アウェイジュビロ戦では、後半10分に仲川のゴールで先制。続く18分には、レオ・セアラが追加点を挙げて0-2でジュビロを下しているのは記憶に新しいところです。
ただし、今年度のリーグ戦、ジュビロが先制した試合は8試合あり、結果は4勝3分1敗と大きく勝ち越しています。
さらに、現在のジュビロの立ち位置は降格最右翼にあるため、先に失点してしまう事態を最も警戒しているに違いありません。
これらのことから、ジュビロに先制点を与えることは、その後においてマリノスらしい試合展開に持ち込みにくくなることを意味します。
特に、固く守られてからのカウンターや、CKやFKから失点しないよう最善の注意が必要です。
逆にマリノスが先制点を挙げられれば、かなり優位に試合を進められる可能性があります。つまり、この試合はマリノスにとって先制点は必須条件です。
前回の敗戦を教訓に是が非でも勝利を勝ち取れ!!
「どうもこうもない。まだまだ、甘いんじゃないですか」
これは、G大阪戦終了後のテルのコメントです。
先日のガンバ戦であっさり先制されてしまったり、その後も相手を崩せず得点できなかったりして苦しめられたのは、戦術的にガンバより劣っていたということを意味しています。
仲川自身は先日のガンバ戦を戦ってみて身を持ってそのことを感じたのでしょう。
ガンバ戦敗戦の要因をマスカット監督中心に選手全員で共有し、それを次のジュビロ戦に生かせれば自ずと勝利を手に出来ます。
おそらく次のジュビロ戦、テルが覚悟を持ってチームを引っ張り、チームやサポーターに勝利をもたらしてくれるに違いありません。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
次回もぜひご期待ください。
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